自分の味方ノート

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3年目9

個別中3必修第9回

進路の不安と向き合う

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この回のねらい

面接や入試、高校見学などの前の不安を、名前と数字で表す。聞き取りにくくなりそうな「まわりの条件」を予想し、前もって準備できることや相談できることを考える。面接では聞き返してよいこと、受験のときの配慮を申請できる場合があることを知る。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

「今日も、今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」この回は中3必修の回です。入試の出願や面接の練習の時期に合わせて行います。

2今日の場面

「面接の練習をしているソラの場面です。不安の数字に注目しよう。」

3考える

「入試や面接で、聞き取りにくくなりそうな条件を予想しよう。」(面接官のマスク、部屋の広さや反響、複数の面接官が話す、英語のリスニングの音声 など)。「こういう条件があれば、聞き取れないことがあっても当たり前。それはソラのせいではありません。」2問目では、準備できること(聞き返す言葉を決めておく、面接の練習をする、補聴器の電池を確かめる など)と、相談できること(受験のときの配慮の申請について担任・進路指導の先生に相談する など)を考えます。最後にもう一度、不安の数字をつけます。

4自分にかける一言

「入試に向かう自分に、一言かけよう。」

つまずいたときの声かけ

  • 不安が強くて考えられないとき:2年目第4回の足の裏・椅子の方法や、3年目第4回の「お願い前の作戦」で、少し落ちついてから続けます。
  • 受験のときの配慮について聞かれたとき:別室での受験、座席の位置、補聴器の使用、リスニングの音量の調整やリスニングに代わる問題、面接での筆談など、配慮を申請できる場合があることを伝えます。手続きや期限は学校・自治体ごとにちがうため、担任・進路指導の先生と早めに確認します。
  • 面接の答え方そのものの相談になったとき:答え方の指導は担任の面接練習に任せ、この時間は気持ちの整え方に集中します。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

受験のときの配慮の申請や、面接で聞こえのことを伝える方法は、セルフアドボカシーの学習と担任の進路指導で扱います。この回は、その前後の気持ちを整える回です。

セルフアドボカシーのサイトを開く(別のタブ)

次の回へのつなぎ

「前回は、入試や面接の不安と、準備できることを考えました。準備は進んでいるかな。」