自分の味方ノート

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3年目8

個別第8回

何度でもお願いできる心

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この回は、年度の中間の自己チェックの時期です。自分とのつきあい方チェックを開く(別のタブ)

この回のねらい

これまでの3年間で、落ちこんだあとに戻ってこられた経験をふりかえる。「折れない心」とは、落ちこまない心ではなく、落ちこんでも戻ってこられる心(レジリエンス)だと知り、戻ってくる方法をすでに持っていることに気づく。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

「今日も、今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」この回は年度の中間の自己チェックの時期です。別の時間に自己チェックを行い、年度はじめとくらべます。

2今日の場面

「ソラが、3年間のノートを見返している場面です。」

3考える

これまでのワークシートを手元に用意します。「ソラは、落ちこんだあと、どうやって戻ってきたかな。」(あとで確かめた、コーチの声をかけた、相談した、ほっとすることをした など)。聞き返せなかった日にふれ、「聞き返せなかったのは、聞こえにくさのため。ソラのせいではありませんでした」と確かめます。2問目では、生徒自身の経験と、助けになったことを書きます。「折れない心は、落ちこまない心ではありません。落ちこんでも、戻ってこられる心です。この力をレジリエンスといいます。」

4自分にかける一言

「何度でも戻ってこられる自分に、一言かけよう。」

つまずいたときの声かけ

  • 「戻ってこられた経験がない」と言ったとき:今日ここに来て、気持ちに数字をつけられたこと自体が、戻ってきたしるしだと伝えます。
  • 今まさに落ちこんでいる最中だと分かったとき:ふりかえりは後回しにして、落ちつく方法を先に行います。
  • 落ちこみが長く続いている様子のとき:担任・養護教諭・スクールカウンセラーと様子を共有します。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

この回は、セルフアドボカシー教材とのつながりはありません。

次の回へのつなぎ

「前回は、何度でも戻ってこられる心について考えました。自分が持っている『戻ってくる方法』を、1つ言えるかな。」