この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。
「今の自分に何が必要?」と自分に問いかけて、進路選びに生かす。行きたい・やりたいという気持ちに加えて、聞こえの支援も、自分を守るために大事な条件だと知る。まわりの意見と自分の気持ちを分けて考え、迷う気持ちを責めずに受け止める。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
「今日も、今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」この回は中3必修の回です。学校の進路指導の時期(見学・志望校の相談)に合わせて行います。
「2つの高校を見学したソラの場面です。どちらがよいかではなく、ソラの気持ちに注目して読もう。」
「ソラは、どんな気持ちの間で迷っているかな。」(Aに行きたい気持ち、支援がほしい気持ち、家族の期待にこたえたい気持ち など)気持ちに数字をつけたら、「どれも本当の気持ちだね。迷うのは、真剣に考えているしるしです」と伝えます。2問目では、「今の自分に何が必要?」と問いかけ、大切にしたい条件を書き出します。「聞こえにくさがあることは、自分のせいではありません。通常の学級で配慮を受けながら学ぶ、通級を使う、聴覚特別支援学校(ろう学校)の高等部で学ぶ。どれも、自分に合う学び方を選ぶことです。どの学校でも、配慮をお願いすることはできます。正しい答えは1つではありません。」
「進路に迷っている自分に、一言かけよう。今日書いたことは、担任の先生や家族と進路を話し合うときに使えます。」
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
高校見学や説明会で、支援の体制について質問する練習は、セルフアドボカシーの時間に行えます。高校の通常の学級、通級による指導、聴覚特別支援学校(ろう学校)高等部など、さまざまな学び方があることも、担任の進路指導とあわせて扱います。
「前回は、進路を選ぶときに自分に必要なものを考えました。書き出したことを、家族や担任の先生と話せたかな。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 4 つまで選べます。正しい答えはありません。
夏休み、ソラは2つの高校の見学に行きました。
A高校は家から近く、やってみたい部活があり、友だちも多く受験します。説明会では「配慮が必要なときは相談してください」と言われました。B高校は少し遠いけれど、聞こえにくい生徒への支援の体制があり、授業の資料が文字で配られ、相談できる先生もいるそうです。ただ、知っている人はほとんどいません。
家族は「近いと、通うのが楽だね」と言います。ソラは迷っています。「自分に本当に必要なものって、何だろう。」
「やりたいこと」も「自分に必要な支援」も、どちらも大事な条件。どの学校でも、配慮をお願いすることはできる。
自分に合う環境を選ぶことは、自分を守るやさしさ。どの道を選んでも、自分に必要なものを考えて選べばいい。
迷うのは、真剣に考えているしるし。
進路に迷っている自分に、一言かけよう。
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。