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やさしさには、つらい気持ちをなぐさめるやさしさと、困りごとや危ないことから守るやさしさの2つがあることを知る。自分にも両方のやさしさを向けてよく、配慮をお願いすることは「守るやさしさ」だと知る。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
「今日も、今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」
「ミオが後輩に強く注意した場面です。ミオの気持ちを考えながら読もう。」
「ミオの注意は、やさしさだと思う?」意見を聞いたうえで、「ミオは、後輩を大事に思うからこそ止めたんだね。やさしさには、つらいときになぐさめるやさしさと、困りごとや危ないことから守るやさしさがあります。守るやさしさは、強い言い方でなくてもできます」と伝えます。2問目では、自分に向ける2つのやさしさを考えます。「聞こえにくい場面で、がまんし続けないで配慮をお願いすることも、自分を守るやさしさです。聞こえにくいのは自分のせいではないから、守っていいんです。」
「自分に『守るやさしさ』を向ける一言を作ろう。」
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
「守るやさしさ」は、配慮をお願いすることの土台になる考え方です。この回のあとに、セルフアドボカシーの配慮の伝え方の学習につなげると、生徒がお願いの意味を受け止めやすくなります。
「前回は、やさしさの2つの顔を考えました。この2〜3週間で、自分に『守るやさしさ』を向けられた場面はあったかな。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 4 つまで選べます。正しい答えはありません。
放課後、ミオが部活の後輩に、強い口調で注意していました。「その練習、ケガするからやめて!」
ソラはおどろいて、あとでミオに聞きました。「さっきの言い方、きつくなかった?」ミオは答えました。「あの子のことが大事だから、止めたんだよ。」
ソラは思いました。やさしさには、なぐさめるやさしさと、守るために止めるやさしさがあるのかもしれない。
やさしさには、「なぐさめる」と「守る」の2つの顔がある。
自分にも、両方のやさしさを向けていい。
配慮をお願いするのは、「守るやさしさ」。
自分に「守るやさしさ」を向ける一言を作ろう。
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。