自分の味方ノート

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2年目13

個別第13回

自分のよいところを見つける

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この回のねらい

責める声が見落としがちな、自分の強みやがんばっていることに目を向ける。聞こえにくさの中で身についた力も、自分のよいところだと気づく。自分のよいところを言葉にし、受け止められるようにする。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

「今日も、今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」

2今日の場面

「友だちのミオが、ソラのよいところを見つけてくれた場面です。」

3考える

「ミオが見つけた、ソラのよいところは何かな。それは、どうやって身についたんだろう。」『人の顔をよく見る』『聞こえにくさがあるなかで身についた』に気づけたら、「聞こえにくさは、ソラのせいではないし、そのなかで身につけた力は、ソラのよいところです」と伝えます。2問目では、自分のよいところを3つ書きます。見つからないときは、先生が具体的に伝えます(例:「毎回、気持ちの数字をていねいにつけているね」)。

4自分にかける一言

「自分のよいところに、一言かけよう。」

つまずいたときの声かけ

  • よいところが見つからないと言ったとき:「人から言われたことがあること」「続けていること」「人にしてあげたこと」など、さがし方のヒントを出します。先生が見つけたよいところを伝えてもよいです。
  • 「自慢みたいで言えない」と言ったとき:人に言わなくても、自分で知っておくだけでいいと伝えます。ワークシートに書くだけで十分です。
  • 「聞こえにくさのせいで身についたのは、よいことじゃない」と言ったとき:その気持ちを受け止めます。聞こえにくさを良いものだと思う必要はなく、身につけた力そのものが、その人の努力の結果だと伝えます。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

この回は、セルフアドボカシー教材とのつながりはありません。

次の回へのつなぎ

「前回は、自分のよいところを見つけました。この2〜3週間で、自分のよいところに気づいた場面はあったかな。」