この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。
配慮をお願いしても、伝わらなかったり忘れられたりすることがあると知る。そのときに自分を責めたりあきらめたりせず、気持ちを整えて、もう一度お願いしてよいと思えるようにする(レジリエンス)。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
「今日も、今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」
「お願いをしたのに、忘れられてしまったソラの場面です。」
「お願いが忘れられたのは、ソラのせいかな。」生徒の考えを聞いたうえで、「先生は、たくさんの生徒を見ていて、いつものくせで黒板のほうを向いてしまうことがあります。忘れられたのは、ソラの言い方が悪かったからではありません。ソラのせいではないんです」とはっきり伝えます。2問目では、コーチの声をかけたあと、もう一度お願いする方法を考えます(もう一度伝える、メモにして渡す、担任や難聴学級の先生から伝えてもらう、席の位置を変えてもらう など)。「1回でうまくいかなくても、何度お願いしてもいいんです。うまくいかなかった日に、もう一度立ち上がる力をレジリエンスといいます。」
「お願いがうまくいかなかった日の自分に、一言かけよう。」
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
配慮は、一度お願いすれば終わりではなく、続けてもらうための工夫も必要です。もう一度伝えるときの言い方や、先生に渡すメモの作り方を、セルフアドボカシーの時間に練習できます。
「前回は、お願いがうまくいかなかったときのことを考えました。レジリエンス、もう一度立ち上がる力。覚えているかな。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 4 つまで選べます。正しい答えはありません。
2学期のはじめ、ソラは数学の先生に「前を向いて話してほしい」とお願いしました。先生は「分かった」と言ってくれました。
でも12月になると、先生はまた黒板のほうを向いたまま話すことが増えました。
「やっぱり、お願いしてもむだなんだ。言ったのに守ってもらえないのは、自分の言い方が悪かったのかな。」
お願いが忘れられることは、よくある。それは、ソラのせいではない。
1回でうまくいかなくても、またお願いしていい。何度お願いしてもいい。
うまくいかなかった日に自分を責めず、もう一度立ち上がる力を「レジリエンス」という。
お願いがうまくいかなかった日の自分に、一言かけよう。
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。