自分の味方ノート

この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。

2年目2

個別第2回

気持ちのグラデーション

ワークシート(Word)をダウンロード

この回のねらい

同じ名前の気持ちでも、強さにはちがいがあることを知る。気持ちの強さは時間や出来事によって変わり、ずっと同じではないことに気づく。1日の中での気持ちの変化を数字で追えるようにする。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

「今日も、今の気持ちを3つまで選んで、数字をつけよう。」

2今日の場面

「今日は、ソラの1日を、朝・3時間目・放課後の3つに分けて見ていきます。気持ちの数字に注目して読もう。」

3考える

「ソラの不安は、朝の80から、3時間目には20になったね。何があって変わったのかな。」『順番が黒板に書いてあった』『テストが終わった』に気づけたら、「まわりの条件が変わると、気持ちの数字も変わることがあるんだね」とまとめます。放課後の場面も、早口で分からなかったのはソラのせいではなく、先輩が書いてくれたことで安心が増えた、と確かめます。2問目では、自分の1日をふりかえり、時間ごとの気持ちと数字を書きます。

4自分にかける一言

「強い気持ちのときの自分に、一言かけよう。今が80でも、ずっと80ではないよ。」

つまずいたときの声かけ

  • 1日の出来事を思い出せないとき:今朝から今までの短い時間でかまいません。「朝起きたとき」「この部屋に来たとき」の2つだけでもよいです。
  • 数字がずっと同じだったと言うとき:同じでもかまわないと伝えます。そのうえで、「少しでも変わったところはある?」と聞きます。
  • つらい出来事の数字が高いまま話が進んだとき:「今、ここではいくつ?」と今の数字を聞き、変わっていることを確かめます。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

音読やテストの順番を前もって示してもらう、口頭の説明をホワイトボードに書いてもらう、などはお願いしやすい配慮です。場面の中の工夫を、セルフアドボカシーの時間に生徒自身のお願いとして練習できます。

セルフアドボカシーのサイトを開く(別のタブ)

次の回へのつなぎ

「前回は、気持ちの強さが1日の中で変わることを見ました。今日の朝の気持ちと、今の気持ちをくらべてみよう。」