自分の味方ノート

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2年目1

個別第1回

1年目の手紙を読み返す

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この回は、年度のはじめの自己チェックの時期です。自分とのつきあい方チェックを開く(別のタブ)

この回のねらい

1年目の最後に書いた自分への手紙を読み返し、1年間で身につけた言葉を思い出す。2年目のはじめの気持ちを言葉と数字で表し、2年目のテーマ「整える・使う」を知る。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

「2年目の『自分の味方ノート』が始まります。2年目は、気持ちを3つまで選べるところから始めます。」この回は年度はじめの自己チェックの時期です。別の時間に自己チェックを行い、1年目の結果とくらべます。

2今日の場面

「クラスがえのあとのソラです。ソラは、1年前に書いた手紙を読み返しています。」

3考える

1年目第15回の手紙を、生徒の手元に用意します。「去年の自分からの手紙を読んでみよう。心に残った言葉はどれかな。」2問目では、新しい学年の不安と楽しみの両方を書きます。最後に、「2年目のテーマは『整える・使う』です。気持ちを落ちつかせる方法を増やして、気持ちを人に伝えることにも使っていきます。聞こえないのは自分のせいではない、という1年目の言葉も、ずっと土台にしていきます」と伝えます。

4自分にかける一言

「2年目のスタートの自分に、一言かけよう。」

つまずいたときの声かけ

  • 手紙がないとき(転入した、1年目を行っていない など):1年目 第1〜3回の「今日の大事なこと」をいっしょに読み、「聞こえないのは、自分のせいではない」から始めます。
  • 手紙を読んで、1年目のつらい出来事を思い出したとき:「そんなことがあったね。それでもここまで来たね」と受け止めます。くわしく聞き出す必要はありません。
  • クラスがえや新しい先生への不安が強いとき:座席の位置や、配慮の引き継ぎができているかを担任と確かめます。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

クラスがえや先生の交代がある時期は、配慮をもう一度伝え直す時期でもあります。新しい担任や教科の先生への伝え方を、セルフアドボカシーの時間に確認しておくとよいです。

セルフアドボカシーのサイトを開く(別のタブ)

次の回へのつなぎ

「前回は、1年前の手紙を読み返しました。2年目も、気持ちに名前と数字をつけるところから始めよう。」