自分の味方ノート

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1年目14

グループ第14回

1年間のふりかえりを見せ合う

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この回のねらい

1年間のワークシートを見返し、気持ちの数字や言葉の変化に気づく。仲間と見せ合い、自分と友だちの成長を認め合う。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

はじめに、グループの回の約束を伝えます。「ここで見たこと・聞いたことは、ここだけにします。ワークシートは、見せてもいいところだけ見せよう。人とはくらべません。くらべるのは、前の自分と今の自分です。」続けて、「1人ずつ、今の気持ちに名前と数字をつけよう。」それぞれのワークシートの束を手元に用意しておきます。

2今日の場面

「1年の終わりに、ソラがワークシートを見返している場面です。ソラは何に気づいたかな。」

3考える

「自分のワークシートも見返してみよう。最初のころと最近で、気持ちの数字や言葉は変わったかな。」数字が下がっていなくても、気持ちの言葉が増えた、書く量が増えた、など、いろいろな変化があることを伝えます。2問目では、見せてもよい部分だけを見せ合い、友だちのよいところを伝えます。先生も、それぞれの生徒の変化を1つずつ言葉にして伝えます。

4自分にかける一言

「1年間がんばった自分に、一言かけよう。」

1人で行うときは

人数がそろわないときは、先生と生徒の2人でワークシートを見返します。2問目は「友だちの変化」のかわりに、先生が気づいた生徒の変化を具体的に伝えます(例:「5月は気持ちを1つ選ぶのがやっとだったのに、今は3つの言葉で表せているね」)。

グループの回は、見せ合う時間をとるため、選べる気持ちの数を個別の回より少なくしています。

つまずいたときの声かけ

  • 見せたくない部分があるとき:見せる部分は自分で選んでよいと最初に伝えます。ワークシート全部を見せる必要はありません。
  • 数字が良くなっていないと落ちこんだとき:数字は上がったり下がったりするもので、成績ではないと伝えます。数字をつけ続けられたこと自体が力だと伝えます。
  • 友だちへの言葉が出てこないとき:「〇〇さんの言葉で、いいなと思ったものはある?」のように、ワークシートの中の1つの言葉に注目させます。
  • ワークシートに書かれた出来事から、具体的な人の名前や、いじめにつながる内容が見えたとき:その場ではくわしく扱わず、あとで個別に話を聞きます。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

この回は、セルフアドボカシー教材とのつながりはありません。

次の回へのつなぎ

「前回は、1年間のワークシートを見せ合いました。自分の変化で、いちばんうれしかったのは何だったかな。」