この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。
第3回で出会った「配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ」を深める。「わがまま」と「配慮のお願い」のちがいを考え、お願いをためらう気持ちに、自分の味方として言葉をかけられるようにする。実際にお願いする練習は、セルフアドボカシーの時間と3年目に行う。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
「今日も、今の気持ちを3つまで選んで、数字をつけよう。」
「今日は、先生が替わって困っているソラの場面です。第3回で出てきた言葉が、最後にもう一度出てきます。」
「『わがまま』と『配慮のお願い』は、どうちがうかな。」たとえば、眼鏡をかけている人が「前の席にしてください」と言うのはわがままか、と例を出すと考えやすくなります。答えが出たら、「配慮のお願いは、ほかの人と同じように学ぶための調整です。自分だけ得をすることではありません。だから、お願いするのは、わがままではなく、自分を守るやさしさなんです」とまとめます。2問目では、お願いをためらう気持ちは自然なものとして受け止め、その気持ちにかける言葉を考えます。
「お願いをためらう自分に、一言かけよう。今日は、お願いしてもいいと分かれば十分です。お願いのしかたは、セルフアドボカシーの時間に練習しようね。」
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
この回は、セルフコンパッションからセルフアドボカシーへの橋の回です。同じ日の残りの時間に、配慮の伝え方(いつ・だれに・どう伝えるか)の学習につなげることをおすすめします。
「前回は、『わがまま』と『配慮のお願い』のちがいを考えました。配慮をお願いするのは、何だったかな。そう、自分を守るやさしさ。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 3 つまで選べます。正しい答えはありません。
3学期から、理科の先生が新しい先生に替わりました。新しい先生は、黒板のほうを向いたまま説明することが多く、ソラは口元が見えなくて困っていました。
「こっちを向いて話してくださいって言ったら、わがままだと思われるかな。」ソラは、なかなか言い出せません。
帰り道、ソラは、前にノートに書いた言葉を思い出しました。「配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。」
わがままは、自分だけが得をしようとすること。配慮のお願いは、みんなと同じように学ぶための調整。
配慮をお願いするのは、わがままではなく、自分を守るやさしさ。
お願いのしかたは、セルフアドボカシーの時間に練習できる。
お願いをためらう自分に、一言かけよう。
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。