この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。
聞こえにくさで困る場面を仲間といっしょに考える。「まわりの条件」を見つけること、困っている人にやさしい言葉をかけることを、これまでの学びを使って練習する。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
はじめに、グループの回の約束を伝えます。「ここで見たこと・聞いたことは、ここだけにします。見せるのは、自分で選んだところだけでいいよ。人とはくらべません。」続けて、「1人ずつ、今の気持ちに名前と数字をつけよう。見せたくなければ、見せなくていいよ。」
「今日は3つの場面カードを使います。どれも、聞こえにくさがあると困りやすい場面です。」カードを1枚ずつ読みます。
「1つ選んで、まわりの条件をさがそう。」場面の下の図(第3回と同じ図)を指して、「聞き取りにくさは、自分のこととまわりの条件が重なって起きるんだったね。どの場面でも、聞こえないのは、ソラのせいではありません」と確かめます。条件が出そろったら、2問目で「そこにいるソラに、何と声をかける?」「どんなことをお願いできそう?」と考えます。上の学年の生徒には、下の学年の生徒にヒントを出す役をお願いしてもよいです。
「今日みんなで考えたことから、自分への一言を作ろう。」
人数がそろわないときは、3つの場面を1つずつ、先生と生徒でいっしょに考えます。先生が「自分ならこの場面でこう感じる」と先に話してみせると、生徒も話しやすくなります。時間が足りなければ、場面を1つにしぼってかまいません。
グループの回は、見せ合う時間をとるため、選べる気持ちの数を個別の回より少なくしています。
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
全校集会や調理実習の場面は、セルフアドボカシーの配慮の伝え方の学習にそのままつなげられます。今日出た「お願いできそうなこと」を、残りの時間で伝え方の練習に使えます。
「前回は、みんなで困った場面を考えました。まわりの条件とやさしい言葉、覚えているかな。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 2 つまで選べます。正しい答えはありません。
場面A 全校集会。体育館のマイクの声がひびいて、校長先生の話がほとんど聞き取れない。
場面B 調理実習。同じ班の人がみんなマスクをしていて、だれが何を言っているのか分からない。
場面C 昼休み。友だちのグループが急に笑い出したけれど、何がおもしろかったのか分からない。
困った場面は、みんなで考えるとヒントが増える。
まわりの条件を見つけて、やさしい言葉をかける。これは、ここまでの学びのまとめ。
今日、みんなで考えたことから、自分への一言を作ろう。
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。