この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。
聞き取りに集中した日は、体も心もつかれやすいことを知る。つかれは、がんばった証拠だと受け止める。自分がほっとできることを集めて、つらい日に自分を助ける方法を持てるようにする。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
「今日も、今の気持ちを3つまで選んで、数字をつけよう。」「つかれた」を選んだときは、「何につかれたのかな」と軽く聞きます。
「今日は、1日の終わりにぐったりしているソラの場面です。」
「ソラがつかれたのはなぜだろう。」『ずっと集中して聞き取っていたから』に気づけたら、次のように伝えます。「聞こえにくさがあると、話を聞き取るために、ほかの人よりたくさん集中しています。だから、つかれやすいのは当たり前です。つかれるのは、がんばった証拠です。つかれてしまうのも、聞こえないのも、ソラのせいではありません。」2問目では、ほっとすることを、学校でできること(水を飲む、窓の外を見る、少し目を休める、保健室で休む)と、家でできることに分けて書き出します。
「つかれた日の自分に、一言かけよう。今日作ったリストは、つらい日に見返せるように取っておこう。」
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
聞き取りによるつかれ(聞こえづかれ)は、まわりに伝えないと気づかれにくいものです。「つかれやすいこと」を伝える練習は、セルフアドボカシーの時間に行えます。
「前回は、ほっとすることリストを作りました。この2〜3週間で、リストの中のことをやってみた日はあったかな。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 3 つまで選べます。正しい答えはありません。
学校から帰ると、ソラはぐったりしていました。今日は6時間、ずっと集中して先生や友だちの話を聞き取ろうとしていたからです。
今の気持ちに数字をつけると、「つかれた 80」でした。
ソラは、ネコをなでたり、温かいココアを飲んだり、好きな絵を描いたりしました。少しずつ、ほっとしてきました。
聞き取りに集中すると、体も心もつかれる。つかれるのは、がんばった証拠。
ほっとできることを知っておくと、つらい日に自分を助けられる。
つかれた日の自分に、一言かけよう。
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。