自分の味方ノート

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3年目15

個別第15回

卒業:これからの自分への手紙

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この回は、年度の終わりの自己チェックの時期です。自分とのつきあい方チェックを開く(別のタブ)

この回のねらい

3年間で身につけた言葉と方法をふりかえり、高校生になる自分へ手紙を書く。困ったときに読み返せる、自分を支える言葉を持って卒業できるようにする。

15分の進め方とセリフ例

そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。

1今の気持ち

「自分の味方ノートの、最後の回です。今の気持ちを4つまで選んで、数字をつけよう。」この回は年度の終わりの自己チェックの時期です。別の時間に自己チェックを行い、3年間の結果とくらべます。

2今日の場面

「卒業前のソラが、高校生になる自分に手紙を書いている場面です。」

3考える

「3年間で、いちばん大切にしたい言葉はどれかな。」これまでのワークシートや「今日の大事なこと」を見返します。2問目では、高校生になる自分へ手紙を書きます。「困ったとき、つらいときに読み返す手紙です。聞こえないのは自分のせいではない、という言葉も、自分の言葉で書いてみよう。」

4自分にかける一言

「卒業する自分に、最後の一言をかけよう。」ワークシートのファイルを本人に返すかどうかは、本人の気持ちを聞いて決めます(「はじめての先生へ」の保管と引き継ぎを参照)。

つまずいたときの声かけ

  • 手紙が書けないとき:ソラの手紙を参考に、いちばん大切な言葉を1つ書くだけでも十分です。
  • 卒業や新しい生活への不安を話したとき:その気持ちを受け止め、3年目第11回でまとめた「自分のことを伝える準備」を見返します。
  • 高校での支援が心配なとき:本人と保護者の同意のもとで、高校への引き継ぎを担任・特別支援教育コーディネーターが進めることを伝えます。引き継ぐのは個別の教育支援計画などで、このノートのワークシートは含めません。
  • 短縮ルートで学んだ生徒には、「3年間で」を「この1年で」と言いかえます。

つらい記憶が出てきたとき(全回共通)

自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。

  • その日の活動は、途中でやめてかまいません。
  • 「思い出したんだね」と受け止めます。出来事をくわしく聞き出す必要はありません。
  • 足の裏を床につけて感じる、手を温める、ゆっくり数を数えるなど、体の感覚に目を向けます。
  • 最後にもう一度気持ちに数字をつけ、少し下がってから終えます。
  • 強いつらさが続くとき、いじめなどの事実が分かったときは、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラーにつなぎます。
  • 「消えたい」「いなくなりたい」など命にかかわる言葉や、自分を傷つける様子があったときは、その日のうちに管理職・養護教諭・スクールカウンセラーと共有し、学校の手順に従います。1人でかかえません。

くわしくは「はじめての先生へ」

セルフアドボカシー教材とのつながり

卒業前に、セルフアドボカシーのサポートカードや配慮のメモを最新の内容に見直しておくと、高校での最初の一歩に役立ちます。

セルフアドボカシーのサイトを開く(別のタブ)

次の回へのつなぎ

(このノートの最後の回です)「卒業したあとも、困ったときは、この手紙とノートを読み返してね。」