この画面は記録を残しません。閉じたり読みこみ直したりすると、入力は消えます。記録はワークシートに書きます。
この回は、年度のはじめの自己チェックの時期です。自分とのつきあい方チェックを開く(別のタブ)
気持ちには「名前」と「強さ」があることを知り、今の自分の気持ちを、言葉1〜2つと0〜100の数字で表せるようにする。あわせて、このノートが「自分の味方になる練習」の場であることを伝える。
そのまま読み上げても授業になるように書いています。生徒の様子に合わせて言いかえてください。
「今日から『自分の味方ノート』を始めます。毎回、最初にやるのが、今の気持ちに名前と数字をつけることです。ここに気持ちの言葉が並んでいるので、今の気持ちに近いものを1つか2つ選んでください。選べたら、その強さを0から100の数字で表します。0は『ほとんどない』、100は『とても強い』。正しい答えはありません。先生もやってみるね。」(先生が先に、自分の気持ちを1つ選んで数字をつけて見せると、生徒が安心して選べます。)
「今日は、ソラという中学生の話を読みます。ソラは本当にいる人ではありませんが、聞こえにくさがあります。」いっしょに読んだあと、「ソラに何があったのかな」と、出来事だけを短く確かめます。
「ソラのざわざわに名前をつけるとしたら、どの言葉が合うかな。1つでなくていいよ。『もやもや』のように、はっきりしない気持ちにも名前があります。」名前が決まったら数字もつけます。そのあと、「名前と数字がつくと、ただの『いやな感じ』だったものが、少し分かりやすくならないかな」と問いかけます。最後に「先生が窓のほうを向いて話していたから、聞き取りにくかったんだよね」と、ソラのせいではないことを一言そえます。
「最後に、今日の自分に一言かけます。気持ちに気づけたこと、それだけで今日は十分です。例から選んでも、自分で作ってもいいよ。」
自分にやさしくすることを考えると、前にあったつらい出来事(からかわれた、聞き返していやな顔をされた など)を思い出して、気持ちが重くなることがあります。これは失敗ではなく、心が少しずつ開いてきたしるしです。
この回は、セルフアドボカシー教材とのつながりはありません。
「前回は、気持ちに名前と数字をつけました。今日も最初にやってみよう。前回とくらべて、数字は上がったかな、下がったかな。」
今の気持ちに近い言葉を選んで、それぞれの強さを数字(0〜100)で表そう。
今日は 2 つまで選べます。正しい答えはありません。
ソラは中学生。聞こえにくさがあり、補聴器をつけています。
3時間目の社会の時間。先生が窓のほうを向いたまま、何か冗談を言いました。教室のみんなが、どっと笑いました。
ソラには、先生の言葉が聞き取れませんでした。何がおもしろかったのか分からず、ひとりだけ笑えませんでした。
休み時間になっても、胸のあたりがなんだかざわざわしています。
気持ちには、名前と強さがある。どんな気持ちも、あっていい。
ソラが聞き取れなかったのは、先生が窓のほうを向いて話していたから。ソラのせいではない。
今日、気持ちに名前と数字をつけてみた自分に、一言かけるとしたら?
聞こえないのは、自分のせいではない。 配慮をお願いするのは、自分を守るやさしさ。